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病気のお話・健康コラムAbout Diseases ・ Health columns

糖尿病の薬物療法

経口血糖降下剤

ダオニール  一般名:グリベンクラミド 規 格:1.25mg, 2.5mg

アマリール   一般名:グリメピリド     規 格:1mg

スルホニル尿素剤(SU剤)に分類されます。

 

膵臓のβ細胞に働き、インスリンを分泌させる薬です。 (また、筋肉でのブドウ糖利用を高め、肝臓からの ブドウ糖放出を低下させる働きもあります。) 通常、1日1~2回、食直前 又は 食直後 に服用します。 「食直前」… はしを持ったとき、食事のひと口目の直前に服用することを意味します。 「食直後」… 食事の後、すぐに服用することを意味します。

経口血糖降下剤

低血糖の対処は、糖分をとる事です。 必要な砂糖等はいつも準備しておくと良いでしょう。 また、家族や周りの方々にも、低血糖の対処法について話しておくことも大切です。

ファスティック   一般名:ナテグリニド     規 格:90mg

食後の血糖上昇に対して速やかにインスリン分泌を促進し、血糖を低下させます。 通常、1回1錠、1日3回、毎食直前に服用します。

 

メルビン      一般名:塩酸メトホルミン   規 格:250mg

ビグアナイド剤 に分類されます。 ブドウ糖の利用を高め、肝臓が糖をつくり出す作用を 抑える働きがあります。 通常、1回1錠、1日2~3回、食後に服用します。

 

アクトス      一般名:塩酸ピオグリタゾン  規 格:30mg

インスリン抵抗性改善剤です。 インスリンの効きを良くすることにより、血中のブドウ糖 が筋肉や脂肪組織に取り込まれるのを助け、血糖を低下させます。

食後過血糖改善剤(α-グルコシダーゼ阻害剤)

グルコバイ     一般名:アカルボース     規格:50mg, 100mg

ベイスン       一般名:ボグリボース     規格:0.2mg

腸で糖質をブドウ糖に分解する酵素の働きを抑える薬です。
食後に血糖が急激に上がるのを防ぐことができます。
通常、1回1錠、1日3回、毎食直前に服用します。

食後過血糖改善剤(α-グルコシダーゼ阻害剤)

なお、副作用としては、放屁、腹部膨満感 などがあります。 万一、低血糖が生じた場合は、砂糖ではなくブドウ糖10~15gを服用します。 (ブドウ糖は当院薬局にありますので、必要なときは看護師にお申し出下さい。) また、ブドウ糖を含んでいる市販のジュース類でもかまいません。

商品名 缶容量(ml) 1缶中のブドウ糖含量(g)
カルピスウオーター 350 15.1
ネクターピーチ 350 13.7
すりおろしリンゴ 280 11.5
きりり 500 15.0
BOSS 190 0
ファンタグレープ 350 18.6
C-Cレモン 350 10.5
コカ・コーラ 350 16.5
ポカリスエット 340 5.4
アクエリアス 350 0.4
ファイブミニ 100 4.3
デカビタC 210

9.2

リポビタンD 100 7.2
グロン酸内服液 20 2.9
リゲイン 50 3.2
チオビタドリンク 100 7.5
リアルゴールド 120 7.7

インスリン注射

インスリン療法は、インスリン依存型糖尿病(IDDM)のように、インスリンが全くつくられない場合や、インスリン非依存型糖尿病(NIDDM)でもインスリン量が不足している場合に行われます。 現在のインスリンは、遺伝子組み換えでつくられたヒトインスリンが主流になっています。「効き目の出る時間…作用発現時間」と「効いている時間…作用持続時間」から何種類かに分類されます。

速効型 ペンフィルR      100単位/1ml 1本=150単位入り
ノボリンR         40単位/1ml 1本=400単位入り
中間型 ペンフィルN      100単位/1ml 1本=150単位入り
ノボリンN        40単位/1ml 1本=400単位入り
2相型 ペンフィル30R     100単位/1ml 1本=150単位入り
ノボリン30R       40単位/1ml 1本=400単位入り
ペンフィル50R     100単位/1ml 1本=150単位入り
持続型 ノボリンU         40単位/1ml 1本=400単位入り
インスリン注射

合併症の薬

糖尿病の 三大合併症〈神経障害、腎症、網膜症〉の治療にはいくつかの薬剤が組み合わされます。
合併症の薬

■糖尿病性神経障害

神経障害は、両側の手足のしびれ、痛み、冷たさなどの症状が出ます。 ここでは、神経障害に直接作用する薬や鎮痛剤が使われるほか、不快感や不安感、不眠などの症状をとったり、血行をよくする薬が使用されます。 自律神経障害として、胃の調子が悪かったり、便秘・下痢がある場合、尿が出ない場合、立ちくらみがある場合などの症状に合わせた薬があります。

 

■糖尿病性腎症

浮腫をとったり、血圧をコントロールする薬が中心になります。

 

糖尿病性網膜症

出血を止め、血液の循環をよくする薬を服用します。

 

■高脂血症

総コレステロールや中性脂肪の値を下げ、血行をよくするための薬を服用します。

 

■動脈硬化症

血液を固まりにくくし、血液の流れをよくします。

 

■高血圧症

血圧を下げるくすりを服用します。

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