血液でわかるがん検査(現状)
血液を使ったがん検査の1つに腫瘍マーカーがあります。これはがん細胞がつくり出すタンパク質などを測定することでがんがあるかどうかを診断するものです。しかし腫瘍マーカー単独でがんを診断することは難しいとされ、現状ではがん診断の補助的な検査や治療後の経過観察の検査として使用されます。
血液ががん細胞に反応する状況を遺伝子レベルで測定できる最新の技術です。既存の腫瘍マーカー血液検査よりもはるかに高感度で特異性も高く(検出率も診断率も高い)、CTやPETでさえも見つけられない早期のがんを発見することが可能です。
●対象となるがんの種類
胃がん、大腸がん、膵臓がん、胆道癌
血液中のアミノ酸濃度を測定し、健康な人とがんである人のアミノ酸濃度のバランスの違いを統計的に解析することで、がんであるリスク(可能性)を予測する検査です。
●対象となるがんの種類
胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん(男性)、乳がん、子宮がん、卵巣がん(女性)、膵臓がん、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病
アルツハイマー病の前段階であるMCIのリスクをはかる血液検査です。この検査では、アミロイドベータペプチドの排除や毒性を弱める機能を持つ血液中の3つのタンパク質を調べることで、MCIのリスクを判定します。
人間ドック・検診をお考えの方
病気ではないと思っていても、一度受診することをおすすめします。
生活習慣病や癌の早期発見につながるかも知れません。
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