患者さんのカラダから出るサインは尿、便、血液、組織などを通し、様々な形であらわれます。検査はこれらのサインを捉え、病気の原因を追求することが重要な役割です。
また病気の診断だけでなく、治療方針を決める大きな手助けになり、治療経過の確認、重症度の判定、回復の度合いをはかることにも利用されます。
検査科は生理部門、病理部門、検体検査部門、健診部門に分かれています。
当院では、院内で実施できる項目はなるべく採用し、結果を早く診療側に提供できるよう努めており、皆様の病気の原因追及や病状改善、また健康増進・維持に役立てていただけたらと思います。
検査科スタッフ数(臨床検査技師) | |
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生理・病理・健診担当 |
8名 |
院内検体検査担当(ブランチラボ) |
7名 |
※金沢大学や一般社団法人シーピーエル(病理診断クリニック)と連携しています
検体検査部門はブランチラボ形式(※)を採用しています。院内検体検査担当技師が365日24時間(夜間・休日は緊急検査体制)で行い、特定の項目を病院施設内にて行っています。
※ブランチラボ形式とは検査室の運用形態の一種で、検体検査を検査センターにアウトソーシングし、ブランチラボ職員(臨床検査技師)が院内検査対象項目を病院施設内にて行う方式です。これにより臨床側に早く結果をお返しすることができ、また精度の高い検査データを提供しています。
血液型検査、不規則性抗体スクリーニング、交差適合試験