当院の血液浄化センターには、血液透析用のベッドを18台、LDLアフェレーシス用のベッドを1台配置しています。
LDLアフェレーシスの治療終了後には、この1台のベッドも活用し、最近は55~60名の血液透析患者さんの治療治療に当たっており、夜間透析も行っています。重症の自己免疫疾患では、血漿交換による自己抗体や免疫複合体の除去も行えます。
腎炎で中等度以上の蛋白尿や血尿を認める症例やネフローゼの症例は、腎生検の対象となります。
疾患をきちんと判断するためには、組織の光顕所見のみでなく、蛍光抗体法や電顕の所見も必要ですので、金沢大学附属病院の協力を得て、腎生検組織の処理を行っています。