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ロボティックアーム手術支援システムのご案内 Mako

ロボティックアーム手術支援システムのご案内
Mako 手術支援ロボット「メイコー」

当院整形外科では、人工関節置換術におけるロボティックアーム手術支援システム
(メイコー)』を
2025年6月より導入しました。

このシステムにより、これまで以上に安全で正確な手術が可能となります。

ロボティックアーム手術支援システム『Mako(メイコー)』とは

ロボティックアームとは、「人の手の代わりに作業を行うロボットの腕」のことです。

コンピュータ制御により、予定した治療計画を忠実かつ正確に再現できるのがロボティックアーム手術です。

Makoシステムは、整形外科において日本で初めて承認されたロボティックアーム手術支援システムです。

治療可能な対象疾患

※「変形性膝関節症」とは
膝の関節が加齢や過度の負荷によってすり減り、痛みや動きの制限を引き起こす疾患です。

※「人工膝関節置換術」とは
傷んで変形した膝関節の表面を取り除いて、人工関節に置き換える手術です。

※Makoを使えないタイプの人工膝関節置換術(再置換術や骨欠損が大きい場合)もありますので、手術の適応があるかも含めて医師の診断と精査が必要になります。

『Mako(メイコー)』 3つのメリット

① 正確な手術

コンピューターで制御されているため、安全かつ正確な手術が可能です

② 痛みが少なく回復が早い

術後の痛みが比較的少なく、入院期間の短縮が期待できます

③ 結果が長持ち

より正確な手術を行う結果、術後インプラントの長持ちが期待できます

※術後の症状や経過には個人差があります

人工膝関節置換術解説動画

『Mako(メイコー)システム』解説動画

費用負担について

  • 保険診療で行うことができ、費用は従来の人工膝関節置換術と変わりません。
  • 高額療養費制度を利用することができます。
  • ご不明な点がございましたら、整形外科窓口へお問い合わせください。

お問い合わせ

KKR北陸病院
整形外科
TEL:076-243-1191

よくある質問 Q&A

  • ロボットが手術するの?
    • 手術中に医師が操作して動かすもので、決してロボットが遠隔操作で自動で手術するわけではありません。
  • 誰でも受けられますか?
    • 手術対象になるかどうかは医師の判断によります。
  • 入院期間はどのくらいですか?
    • 個人差がありますが、早くて3~4週間程度です。
      全国の施設に比べて長めになっているのは、より安全に自宅での日常生活動作を行えるようにリハビリを十分に行うためです。経過が良ければ短縮する可能性もありますが、機能の再獲得にはある程度時間がかかることもご了承ください。
  • 費用はどの程度ですか?
    • 保険割合により異なります。従来の人工膝関節置換術と変わりません。
  • 手術を受けた後どれくらいで仕事に復帰できますか?

    • 術後のリハビリを優先して行っていくことを考慮すると、基本的には術後3ヵ月以降と考えてください。ただし仕事の内容にもよりますので、担当医師とよく相談の上で復帰時期を決めていきましょう。
  • 退院後、通院やリハビリは必要ですか?

    • 必要です。退院後もリハビリは継続します。当院では術後1年間リハビリ通院を行い徐々に自主トレーニングに移行します。また人工関節置換術は経過を長い目で見ていく必要があります。車検のように定期診療が必要となりますのでこちらもご了承ください。

ロボティックアーム手術支援システムのご案内
Mako 手術支援ロボット「メイコー」

『Mako(メイコー)』 3つの特徴

① 個人に合わせた綿密な治療計画

CT検査を行い術前計画を立てるため、患者様それぞれの骨格や骨特性を理解した上での綿密で高度な治療計画を策せできます

② 関節バランスを手術中でも調整可能

手術中に人体などの軟部組織を含めた関節のバランスを定量的に把握し、それを基に骨切除量を検討して設置位置をリアルタイムに最適化することができます

③ 術中の合併症防止

コンピューターで制御されているため0.5mm0.5°レベルの正確な骨切りと血管・神経などの関節周囲の組織を保護してくれるため、術中の合併症を回避してくれます

術中計測による靭帯バランスを考慮したプラン考慮

※以下日本ストライカー株式会社のMakoシステム資料より抜粋

CTベースによる患者ごとの3D術前計画:3D Personalized Planning

Mako Total Knee は CT データに基づき、患者個々の形態に合わせて3D術前計画ができます。 CTデータを用いることにより、上顆軸、後顆軸、脛骨インプラント回旋軸などを高い再現性で同定できます。 またConstitutional alignment の表示も可能です。

※CT撮影にも専用のプロトコールが必要となるため、CTは当院で実施します。

術中バランス調整:Assess Live Laxity

Mako Total Knee では術中に患者の靭帯バランス、屈曲伸展ギャップ、アライメントを評価して、骨切り前に計画を調整できます。

ロボティックアーム支援による骨切り:Robotic-arm assisted bone preparation

Mako Total Kneeでは脛骨および大腿骨の骨切りの際に、術者のボーンソー操作をロボティックアームにより 支援します。ハンドピースを取り付けたロボティックアームがボーンソーをプランしたカット面に導き、先端がプラン外の領域には行かないよう力学的に制御することによりPCLや膝窩動脈といった重要な部分を 保護しつつ骨切りを行えます。
ロボティックアームによりカッティングガイドが不要になり、器械点数を削減できます。また、カッティング ガイドのスリットを通して骨切りをする必要がなく、2mm厚の専用のブレードを用いた骨切りを行います。

対応インプラント:
Triathlon Total Knee System