みなさんこんにちは!はじめまして。KKR北陸病院 認知症ケアチームです。
認知症ケアチームは2019年度より活動を始めました。認知症ケアチームは毎週病棟内を巡回し、入院患者様が少しでも穏やかに安心して入院生活を送ることが出来るよう活動を行っています。
ここでは、認知症に関するアレコレを不定期に更新していきたいと思っています。
まずは記念すべき第一回!
「認知症?もの忘れ?」をテーマに投稿したいと思います。
私たち人間は、誰もが年をとると"疲れやすくなった、歩くと転びやすくなった、人の名前が出てこない、昨日食べた晩御飯が思い出せない"等、あらゆる機能が衰えてきます。もの忘れは、歳を重ねるごとによくある現象です。
私のおじいちゃん認知症かもしれない?!と思うこともあるのではないでしょうか?
認知症かも・・・と1人で不安な気持ちを抱えて過ごすのではなく、かかりつけ医の先生や専門機関などへ相談しましょう。
当院では、主治医の指示がある場合、長谷川式認知症スケールによる評価を行っています。
認知症になったらどうしよう、何もできなくなるかもしれない...と、必要以上に心配しすぎるのではなく、家族や友人との会話を楽しみ、規則正しい生活を送れるよう意識していきましょう!
次回は、認知症ケアチームの取り組みについてお知らせします。
精神科医の長谷川和夫先生によって開発されました。限られた時間と限られたスペースで、医師が効率的かつ公平に認知機能の低下を診断するために1974年に開発され、1991年に一部改定を経て今に至るまで利用されています。医療機関でよく使用されているもので、日付や場所の質問、野菜の名前を尋ねたりする15分程度で行える質問形式のスケールです。