認知症コラム②
認知症コラム②『KKR北陸病院 認知症ケアチームの活動って?』
お久しぶりです!前回記事を投稿してから約4か月が経過しました。健康コラム2回目は、
「認知症ケアチーム活動って?」をテーマに投稿したいと思います。
認知症ケアチームはこのような活動をしています!
1.病棟ラウンド、カンファレンス
2.院内研修
3.身体拘束解除へ向けての看護ケアの提案や検討
4.病棟内でのレクリエーションの実施
ラウンドやカンファレンスに関しては、チーム医療のページに記載しています。ぜひご覧ください。
今回は 4.病棟でのレクリエーションの実施 について画像を交えてご紹介します。
これは、「荒川ころばん体操®」をしている様子です。(写真2は体操前にカレンダー確認をしている様子)
地域包括ケア病棟において週1~2回体操の時間を取り入れています。座ったまま10分程度の体操を行っています。現在はコロナ禍ということもあり、一旦体操は中止しましたが、6月より人数制限や換気等に配慮し再開しました。
患者さんの声...
「あ~楽しかった!」「久しぶりに体動かすのもいいね」「こんなこともしてるのね~。また来たいわ~」と好評です。
こちらは、患者さんと一緒に製作した壁面飾りです。
何度かに分けながら患者さんと一緒に少しずつ作成しました。
ホールに集まって、ゲームをしたり、みんなで歌を歌ったりして過ごしていました。
(※コロナにて現在は個別でできるレクリエーションを実施中)
七夕の時期には笹を飾り、短冊を書いたり、クリスマスの時期にはクリスマスツリーを出すなどして季節感を取り入れるようにしています。
入院は、患者さんにとって治療や療養のため必要なことです。
しかし、その入院によって認知機能や身体機能が低下してしまわないよう、様々な取り組みを行っています。入院中の気分転換やストレス発散、生活リズムが狂わないように、他者とのコミュニケーションのきっかけづくりになるように...と思いながら活動しています!
2022年はもう少しコロナが落ち着き、病院内でこのような活動をもっと取り入れられるといいなと思っています。
次回は、認知症を予防するためのヒントについて掲載したいと思います!
最後まで読んで下さりありがとうございました☺
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