認知症コラム➃
認知症コラム➃『認知症予防のためのヒント』
今回は認知症予防に有効といわれているものを、いくつか紹介します!
①運動
週2~3回程度、体を動かしましょう。体を動かすことで、脳が働き刺激になります。30分程度歩くことも有効だと言われています。
最近は、体を動かしながら同時に他のトレーニングを組み合わせることがより認知症予防に有効だと言われています。イラストのように、しりとりをしながら歩たり、右足を前に出す時に手を叩くという動作を同時に行うことなどです。
無理のない範囲で、体を動かしてみてはいかがでしょうか。
②食事
好き嫌いせず、なんでも食べることが大切です。
バランスの良い食生活は、生活習慣病を予防することにもつながります。何でも食べることで、低栄養や低たんぱくが予防されます。塩分や糖分を過剰に摂りすぎないこともポイントです。
米・タフツ大学での調査によると、魚を週2回食べている人は、月1回しか食べない人に比べてアルツハイマー病の発症は約41%減少するという結果が出ているそうです。
他に、緑茶やワイン、ココナッツオイルなど、特定の食物が認知症の予防によいといわれることがありますが、同じ食べ物だけを食べ続けるのではなく、いろいろな食べ物をバランスよく食べるように心掛けていきたいですね。
③コミュニケーション
高齢者サロンや地域の集まり、公民館行事への参加、趣味活動への参加、近所の友達、家族との会話など、日頃から会話する機会を持つことは認知症予防につながります。ここ数年はコロナの流行もあり、地域の行事が中止となっているところも多くあります。そんなときは、家族との会話を意識する、遠方の家族へ電話やメールをしてみる、自宅で趣味(編み物や将棋、庭のお手入れなど)をしてみるといった、活動を行うこともおススメです!
今年度より、院内の認定看護師が定期的に健康コラムを投稿していきます。
日常生活に役立つ情報も更新していきますので乞うご期待!☺
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